働き方改革って必要?有給休暇と残業に着目しているけど・・・

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きむ

引きこもることをこよなく愛する生き物。工場での人間関係に嫌気がさし、思いつきで会社を辞め、起業する。アフィリエイト報酬最高、月714万円(確定)。人間関係が苦手で、大人数の場になると孤立する。3ヶ月で20キロのダイエットに成功し、現在、筋トレにハマり中。

どうも、きむ( @kimu_news)です。

特に注目されていることが「有給休暇」と「残業」です。日本は世界で有給休暇取得率が2年連続で最下位(30カ国中)ということを知っていましたか?日本人は働きすぎと言われていますが”世界で最も休めない国”として認定されてしまっているのです。

そこで働き方改革が行われている話ですが、この働き方改革って実際にどのようなことが行われているのか。そもそも本当に働き方が変わるのかについて、私の勝手な考えを書いております。

そもそも働き改革って何?

働き方改革が話題になっていますが、果たしてどのようなことが実施されるのか?下記に厚生労働省の記事を一部引用しました。

我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」などの状況に直面しています。こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ることが重要な課題になっています。

「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。

引用元:厚生労働省

  • 長時間労働
  • 正社員と非正規の格差
  • 労働人口の不足(高齢者労働促進)

この3つが主にニュースなどで取り上げられている部分かなと思います。いろんな解釈をすることができそうですが、私は「時間」に対して考えました。

有給休暇と残業

有給休暇を取得しても利用することができずに溜まっていっているという状況の人は少なくないと思います。この有給を溜め込まずに消化できる環境になることは素晴らしいと思います。あと、残業が減少することも良いことだと思います。(残業手当が少なくなりますが)

有給休暇と残業が改革されたのかもしれませんが、働き方は変わったのか?

「働き方改革」というより「有給残業改革」

働き方改革とは名ばかりで、実際に”働き方”が改革されたのか疑問に思うことはありませんか?私は組織内で仕事をしていないので、全く影響はありませんが会社という組織で働いている人でさえそれほど影響がないことが現実のようです。

そもそも、働き方改革なのに、働き方ではなく雇用している人たちの”時間”を重視している気もしますからね。それはそれで良いことなのですが、本当の意味で働き方を改革できなければ「仕事=ストレス」「仕事=疲れる」という負の図式は変わらない。

働き方は何も変わらない

有給休暇をの利用、残業の減少により、自分の時間を増やしやすい環境になったのかもしれませんが、これは働き方というよりも働く環境の整備というような気がしますね。働き方を改革するとなると、国が改革するというよりも会社自体が働き方を見直さない限り、働き方(仕事内容など)はガラッと変わりませんし、ブラック企業はブラック企業のままだと思う。

働き方そのものが変わっていないので、働いているときはストレスを感じたり、辛いと感じたりすることに変わりはない。(仕事でストレスを感じない人もいるかもしれませんが)

働き方の在り方を根本的に解決できないことには、本当の意味での働き方改革にはならないと私は思います。とはいえ、有給休暇が自由に取得でき、残業も少なくなることは雇用されている側としては少しではありますが嬉しいことです。

ただ、働き方改革が開始されたところで”仕事が楽しくなった”とは到底思えない。

仕事環境が劣悪であれば何も変わらない

自由に有給休暇を利用できたり、残業が減ることは精神的、肉体的にも優しいことなのですが、いずれその改革された環境に慣れるときがきます。この働き方改革された環境に慣れたとき、仕事の内容が改革されていなければ結局ストレスが溜まってしまいますし、有給休暇を利用して休んだり、定時で帰れたとしてもストレスは蓄積されてしまいます。

結局はストレスが溜まってしまう環境には変わらないということですね。有給休暇、残業の減少も大事ですが、それよりも現場の働き方を本当の意味で改革しないと何も変わらない。

休みが増えたり、残業が減る程度では「ラッキー程度」にしか捉えることができない。アフターケアの部分は改革されたのかもしれない。しかし、改革が実施されたからといって「仕事が楽しくなった」と感じるようになった人は非常に少ないと思います。

そもそも有給休暇を利用できて当たり前

有給休暇を好きなように利用できない環境の職場はあると思います。私も前に働いていた会社で有給休暇を利用することはできるだけ控えるようにしている人が多かったですし、自分の趣味などに有給休暇を利用することはタブーとされていました。

下記のデータを見ても、有給を利用しにくいと感じている人が多いことがわかります。

引用元:厚生労働省

有給を利用する権利があったとしても、周りの人から嫌な顔をされてしまうと有給を利用しづらくなってしまいますよね。これが根付いてしまうと自然と有給を利用できない環境で仕事をすることになります。そしてストレスが蓄積され、やる気がどんどんなくなりミスが多くなる。ミスが多くなることで残業が増え心身ともに疲れ切ってしまう。そしてまたミスが増える・・・。

有給を利用できたとしても次の日に大量の仕事が溜まってしまうと残業でカバーすることになる。これってイタチごっこのような気もしますし、この悪循環を繰り返している会社は非常に多いと思います。

私の前働いていた会社には、結婚したばかりでハネムーンにさえ行くこともできない先輩もいましたし、このような会社は1つだけではないと思います。実際に私の知り合いの会社でもハネムーンに行けずに2年が経過した人がいるみたいですから・・・。

これが現実なんです。

有給休暇を利用できるのは会社都合で休まざる終えないときが多く「これって有給というよりも強制休暇やん・・・」と思うこともありました。給料が保証されていることは良いことなのですが、有給の在り方に問題があるなとは当時感じていました。

仕事内容が改革されるわけではない

生活のために働いている人は多いと思いますし、仕事は楽しくないと思っている人がほとんどだと思います。しかし、生活するためにはお金が必要ですし、お金を得るためには働かないといけません。

お金を得るために仕事をすると決めている人の多くは仕事を楽しいと感じていない人が多いと思いますし、肉体的疲労、精神的疲労が蓄積されている。これらの疲労を有給休暇と残業で軽減させようと国は考えてくれたのかもしれませんが、会社という組織の体制、仕事の内容という会社内での仕事の体制が変わらない限り仕事をしている限りストレスを溜め込んでしまう環境には変わりないのです。

この根本的な部分が変わらない限り、いくら有給が増えても、残業が減少されても改革までには至らないと思うのです。

働くことの肝である「仕事内容と人間関係」は変わらない。

有給を無理やり利用している?

「働く=仕事」という図式は変わらない。働き方改革は働き方ではなく、働く環境を整える改革ということになります。働き方改革のおかげで有給休暇を利用することができたとしても、そのつけが休んだ次の日に回って来るという話もよく聞きます。これって、無理やり有給を消化しているだけではないかとも思ってしまうんですよね。

もちろん以前よりも有給を利用しやすい環境になったと思いますが、それでも有給を取得しても余裕のある仕事ができる環境の職場って少ないと思います。人員削減を意識しているところは多いですし、常にギリギリで1人でも欠けてしまうと残業でカバーしないといけない職場が多い。

しかし、そんな職場が多いと思われるなか、常に定時で帰ることができ土日は絶対に休むことがき、自由に有給を利用できる職場もある。会社によって有給と残業の在り方が違いすぎるなと感じています。

会社自体が変わらないと働く環境は変わらない

国が対策したとしても会社が変わろうとしない限り仕事をしている環境は変わらない。人員を削減して少ない人数で余裕のない仕事をしてミスを生み、残業をさせる会社は多いと思いますし、これが今の組織のスタンダードな形なのかもしれない。

働き方改革は仕事の根本的な改革をしているわけではないので、働く環境の改善としては良いですが、仕事の量や内容が変わらない限り快適に仕事ができる環境へと変わるということには繋がらない。

引用元:厚生労働省

上記のような取り組みをすれば有給を消化しやすくなりますよということかもしれませんが、この取り組みをすることによって残業でカバーするようなことになれば、それはそれで意味がないような気もしますよね。

有給休暇を利用できて、なおかつ残業がない職場が理想的。

人件費という固定費をケチると悪循環に陥りやすい

この環境づくりをするための人員確保をする会社は非常に少ないと思いますし、人件費という固定費をできるだけ削減したいと考えているところは多いでしょう。この考えが昔から根付いている会社は、人件費をケチり余裕のない仕事環境を従業員に与えることにより退社する人が増加する。人件費をケチることで人材が減っていくことになり、新たな人材を雇うことになっても0からのスタートになる。

この悪循環を繰り返している職場は最悪ですし、私も実際にこのような職場で働いていました。毎月のように新しく配属された人に仕事を教えるのですが、仕事量の多さと余裕のない環境に耐えかねてやめていく人が続出することで常に新入社員と仕事をしている感覚になる。人材の出入りが盛んになるほど生産性は落ちますし、仕事に安定感が生まれません。

安定感を生む”リズム”

仕事をする上で自分なりの”リズム”がありますし、そのリズムが出来上がることで円滑に仕事を進めることができるようになる。このリズムを作らせてくれない職場は多いですし、この個々のリズムが出来上がることで情報共有が円滑になったり、メリハリのある仕事ができるようになる。

人件費という固定費をケチると、このリズムを作ることができません。目先のことを考えてない会社ほど人件費をケチる傾向がありますし、いらなくなったら切り捨てるというスタイルのところもあります。これでは人材は育ちませんし、常に人材教育をする職場となってしまう。リズムと安定感のない職場はこうして作られる・・・と私は思っていますが会社を経営している側としては固定費はできるだけ抑えたくなりますからね。

ここが一番難しいポイントだと思います。

会社全体に”余裕”が生まれない

有給休暇が利用しやすくなり少しは楽になったと思っている方は多いと思いますが、休みが増えたとしても仕事の量や内容は変わらないので余裕のある仕事に変わるということはない。むしろ、休んだことによるしわ寄せが休んだ翌日に待ち構えている可能性もある。

上記で仕事でのリズムについて話しましたが、このリズムは余裕があると作りやすく、仕事に追われているような余裕がない人員での仕事を任される場合は自分なりのリズムを作ることは難しいのです。リズムが生まれないと空回りしてしまうこともあり生産性が落ちてしまうこともあります。

会社全体に余裕がないと

  1. 人員削減する
  2. 1人の仕事量が増える
  3. 従業員の余裕がなくなる
  4. ミスが増える
  5. ミスにより残業が増える
  6. 余裕がなくなりさらにミスが増える

このようなことをループしてしまうことになってしまう。先のことを見据えるのであれば、人件費を削減することよりも従業員に少し余裕を持たせることを考えた方が生産性が上がる、と私は思っています。

余裕がない仕事をしたいと思う人は少ないと思いますし、できれば余裕がある職場で働きたいと思う人が多いと思います。このような職場作りをすることが本当の意味で働き方改革だと私は思います。

昔の”しきたり”を守る会社

私の知り合いで大手企業(東大卒や早稲田大卒などハイスペックな人が入社している)で働いている方がいるのですが、ある職場は昔から120時間の残業をしているところがあるらしく、出世するにはこの地獄の残業時間の職場で働くことが登竜門みたいになっているみたいです。

”出世する基準が労働時間”という考えは何か違う気がしますし、そもそも120時間残業させるとか残業代を満額もらえたとしてもブラックに変わりないですよね・・・。昔からこのような余裕がない職場の雰囲気が根付いている会社は、なかなか昔のしきたりからの脱却が難しいんでしょうね。

  • 飲み会を定期的に必ず開催する
  • 上司にはお酌をする(上司の前には部下の行列ができる)
  • 上司のお気に入り加減で出世が決まる

このような暗黙のしきたりがある会社はあると思いますし、現に聞いたことがあります。昔のしきたりも大事なのかもしれませんが、会社自体が変わろうとしない姿勢ということなので、働き方改革をしろと国に言われたとしても表向きに有給を利用させるだけで、現場自体は何も変わらず最悪な環境・・・ということもありえます。

これって、働き方が改革されたの?って話ですよね。

表面上の対策

働き方改革というネーミングの割に働き方の根本的なところは改革されていないことが現状ですし、働く上でのアフターケア改革という捉え方でいいかなと私は思っています。

「改革」というくらいですから、ガラッと変わるくらいのことが行われてもいいのではと思いますが、会社の在り方はそう簡単には変えられませんし、昔のしきたりにすがりながら運営している会社は多いと思います。

それだけ、昔のしきたりを変えるには大きな力が必要ですし、本当の意味での働き方改革は国に頼るのではなく、個々の会社が変わろうとしない限り何も変わらないですし「仕事=楽しい」という改革までには至らない。

「仕事=ストレス」という図式を覆すことができる改革こそが働き方改革だと思います。この図式も昔からのしきたりみたいなもんなので、なかなか覆すことは難しいですが、この部分が変わらない限り本当の意味で働き方を変えることはできない。

働き方改革が行われたとしても、変わろうとしない会社は変わらない。

有給と残業の仕組みが変わったとしても働く環境は変わらない。

根本的な働き方は変わっていない・・・。

自分で改革する

会社という組織は変わらないのであれば、自分が動き出すという方法も1つ。私も会社を辞めて起業し、今は家に引きこもり1人で仕事をしている毎日を送っています。「仕事=ストレス」図式を覆すことができましたが、この道も険しい道のりだったので、絶対にお勧めできるわけではありません。

私は、自分で勝手に改革を起こしたわけです。

組織での改革は非常に難しいですが個人の改革は気分次第で行うことができます。あまりお勧めできる方法ではありませんが、個人で改革してみるのも1つの改革の手段としてありますよ、ということをお伝えしたい。

会社という組織では、表面上だけの対策、表面上だけの人間関係、表面上だけの仕事というように仮面をかぶって仕事をしている人は多いですし、以前の私もこれに当てはまります。

愛想笑いを振りまいて嫌々仕事をする。そんな毎日が嫌になりましたが、そんな毎日を変える力が私にはありませんでした。根本的に働き方を改革するのであれば、国や会社に頼るのではなく、自分で新しい道を見るけるのも改革の方法の1つということです。

まとめ

大々的に働き方改革が取り上げられていましたが、根本的に働き方が変わったわけではありませんし、会社によっては有給休暇や残業の在り方が変わっていないところもあります。サービス残業をさせているところもあると思いますし、それに逆らえない人がいるのも事実。

これは、会社自体が変わらないと一向に変わることはありません。そもそも働き方について真剣に考えている人も少ないかもしれません。これを機に、自分の働き方について考えて見てはどうでしょうか。

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